見るのもやるのも気持ちイイ!【ごっそり系】毛穴ケア


毛穴が黒ずんでいる、汚れが気になる、そんなときみなさんはどのようなケアをしていますか?
近頃は気になったらすぐ、迷わずパックで根こそぎ取りたいという方が増えているようです。
皮脂や角栓除去のケア商品は手軽な価格で数多くの商品がありますし、最近では角栓がたくさん取れた、こんなに取れたといったごっそり系の内容が、動画サイトやSNSでも人気です。

皮脂や角栓は無理に取っちゃダメ!そんなことは言われなくてもわかっているけど、見つけてしまったら取りたくて仕方が無い、一度始めたらやめられない、なんて方も多いのではないでしょうか、今回はやって気持ちイイ、見て気持ちイイ動画をまとめるとともに正しいケアの方法もまとめてみましたので、最後まで楽しく読んでみてください

驚異のゴッソリ!オロナイン+鼻パック

 

最近のトレンドナンバーワンといったところでしょうか、色々なレポート動画や記事がネット上に沢山あり、口コミの評判も上々、色々な方法があるようですが、基本はオロナインの油分と傷薬として本来の効能である抗菌、殺菌作用を有効活用するという手法です。
動画に見る通りごっそりと角栓は取れますが、取れすぎるが故のケアも必要です、詳しくは後述しますが「オロナインパック危険」や「オロナインパックやってはいけない」などの検索ワードもトレンドに上がっており人気と比例するように注意勧告の記事も多いのが実情です。

吸引の威力!角栓なんて根こそぎ吸い出せばいい

 

まさに根こそぎ文句無しのパワーで、角栓を吸い出してくれます。
商品の価格は平均で5000円前後といったところですので、比較的お求めやすい価格帯ですが、商品毎に吸引圧や機能が異なりますので、自分の肌に合った機種選びが必要です。
当然ながら押し付ける力によっては肌にダメージを与えてしまいますので、パワーの調整も重要です。
吸引力を高めたり強い力で肌に押し付けると内出血を引き起こしてしまうなど、効果を求める程リスクも伴いますので、用法をしっかり守り正しいケアを行うことが大切です。

病みつき!ピンセットでの角栓抜き

 


まさに見るのもやるのも楽しいけどヤバイというのが、こちらのピンセット角栓抜きです。
動画の中毒者も出る程見ていると気持ち良さそうなピンセット角栓抜きですが、抜いた後の毛穴をマイクロスコープで見ると、はっきりと毛穴の開きを確認できます、毛穴が開いたままの状態になれば、菌やほこりが侵入しますし、肌は元来新陳代謝を繰り返し常に一定のレベルを保とうとする性質がありますので、引き抜いた際のダメージを修復しようと、より過剰に皮脂を分泌しターンオーバーが激しくなるというように外的なダメージ以外でも根本的なトラブルを招いてしまいます。
目に見える物を取り除いているので、当然見た目は綺麗に見えますが、やればやるほど悪循環に陥るという事を知っておかなければいけません。

危険も潜むのがごっそり系毛穴ケア

 

動画はたのしく見れますし試してみたくなりますが、毛穴ケアには危険も伴うのが現実、やはり身体に自然にあるものを意図的に取り除いてしまうという行為は肌トラブルの元でもあります。
角栓というものは鼻や頭皮に限らず毛穴がある場所全てに存在するものですが、顔の中心にある鼻の角栓が最も目立ち、最も気になるものであることは言わずもがなです、だからこそ除去したい、しかし闇雲に除去したところでまた詰まるといった負のスパイラルに陥る可能性もありますので、正しい知識を持って肌の状態に適したケアが必要になります。

 

まずはターンオーバーを正常化しよう

 

肌は、休むことなく新陳代謝を繰り返しています、皮膚の深層部から次々に細胞が生まれ、古い細胞から順に表層部へと押し上げられ、表面にあらわれたものが角質と呼ばれます。
角質は最表面に辿り着き役割を終えると、垢となり肌からはがれ落ちます、この一連の流れがターンオーバーと呼ばれ、正しい周期はおよそ28日間とされています。
角栓は主に、このターンオーバーが上手くいっていない場合にできるもので、皮脂や古い角質などが毛穴の中で混ざり合って生成される、いわば老廃物の塊のような存在です。
そんなもの取ってしまえばいいじゃないと思いがちですが、取り除こうとする行為がダメージになり、ターンオーバーがさらに乱れてしまいます、無理に引き抜くと肌の表層が剥がれ、不要な角質が生成され、その角質が角栓のもとになる、というのが角栓スパイラルの根本です。
ピンセット抜きのように無理に角栓を除去するのは事態を悪化させてしまうので、避けるのが賢明でしょう。
基本的に角栓は無いほうが良いものですが、取り方が重要で、無理に引き抜く、無理やり剥がすことは問題ですので、角栓を綺麗に取り除くスキンケアが必要となります。
柔軟な肌であり、毛穴周りも柔らかい場合、必然的に角栓が取りやすくなりますので、入浴中などに肌を柔らかくするセルフマッサージを行い、その上で角栓除去に特化したピーリングアイテム等を使うと、より効果的にダメージが少なく角栓を除去できます。

バリア機能を保つことが大事

 

毛穴ケアを行う理由の大多数はきれいな肌を手に入れる為だと思います。
潤っている、ツヤツヤ、キメ細かい、白いなど一般的にきれいな肌と呼ばれる条件はわかりますが、それらの理想的なお肌を手に入れるにはどうしたら良いのか?
それは至極単純に、バランスを保ち肌トラブルに負けないバリア機能を持つということにつきます。
きれいな肌=強い肌というのが最も簡単な考え方であり、美容の根源と言ってもいいでしょう。
肌のバリア機能を保ちターンオーバーを正常化する上で第一に重要なのがクレンジングだと言われています。
毛穴ケアに、ごしごし洗いは勿論タブー、出来る限り刺激を避け肌に対して優しく角質を落とすような洗顔をすることが大切です。
洗顔料も適切なものを選ばなければいけません、オイルクレンジングは洗浄力が強く汚れを除去する効果は高いですが、必要な油分まで奪ってしまい乾燥を招いて逆効果になってしまう場合がありますので、肌へのダメージが少ないクリームタイプのクレンジングや保湿性の高いジェルタイプがおすすめです。

肌のバリア機能を保つうえで重要なのが皮膚常在菌の存在です。
皮膚常在菌が正常なバランスで活動していると、古くなった皮脂や角質を食べてくれるので、毛穴の詰まりや黒ずみに悩むことはありません。
その常在菌により生み出されるのが肌を覆っている皮脂膜です。
皮脂膜はまさにバリア機能そのもので、文字通り皮脂によって外部からの刺激を防ぎ、潤いを保ち保湿効果をもたらしてくれます。
このように肌には必要なものが元々たくさんありますが、生活する上で不純物や老廃物が混じってしまうのもまた肌です。
必要なものを残し不要なものを取り除くのが適切なスキンケアですが、なかなか簡単にはいかないのが現実、気にする余りついついやり過ぎてしまうというケースは少なくありません。
中でも毛穴パックは正しく行わなければ逆効果になってしまいます、一般的なシートタイプの毛穴パックは強力な吸着力で角栓を剥がしますが、同時に皮脂膜やその他の油分、水分も奪い取り、角栓が抜けた毛穴が広がってしまう原因にもなり得ます。
前述のオロナインパックは特に使い方に注意が必要で、オロナイン本来の成分により皮脂膜はおろか元となる皮膚常在菌まで殺菌してしまう作用があります。
角栓を除去する力は動画の通り強力ですが、取れ過ぎるが故のダメージを肌に与えることになりますので、その辺りの欠点も充分に理解しなければいけません。
パックが全て悪であるというイメージを持たれるかもしれませんが、ソフトケアで取り除けない角栓詰まりや黒ずみを解消するといった点においては有効な手段でもありますので、タイミングや状態を見極めて行えば効果的なケアになります。
パックを行う場合アフターケアは必要不可欠です、パック後は肌の油分、水分が減少しますので、乾燥しやすい状態になっており、毛穴も開いていますので、冷却や収れん作用で毛穴を引き締め、しっかり保湿する等のケアが重要になってきます。
毛穴パック後、化粧水をしみこませたコットンパックを行い保湿作用のある美容液を塗るとアフターケアに最適です。
貼って剥がすだけがパックでは無く、最近では肌にダメージを与えない塗るだけのパックもありますので、敏感肌や肌の状態がよくない方の毛穴ケアにはおすすめです。

スキンケアの観点から見てみると前述の剥がすタイプのパックやピンセットでの角栓抜きはかなり危険な行為だということが分かりました、毛穴ケアの根本は肌にあるものを必要以上に奪わず、肌本来の機能を正常化するという事です。
さて、今回はセルフケアを中心にお伝えしてきましたが、専門家にトータルケアをしてもらうほうが効果が高く簡単な方法であることは間違いありません。
男女問わずエステサロンやクリニックを利用しやすい環境となった昨今、驚くほど簡単にお肌の悩みが解決してしまうこともあるかもしれません、費用対効果も踏まえてプロの手を借りるという選択も検討してみてはいかがでしょうか。